私がお世話になった「旧」ライトノベル)^o^(
まだ、「ライトノベル」という言葉・ジャンルがなくそうした書籍を発行するレーベルもなかった頃。
日本にもファンタジー、SFを題材にした、どちらかというとアニメ・ゲーム、劇画的な「映像とキャラ」を意識して書かれたであろう小説も少なからずありました。ハヤカワ文庫、ソノラマ文庫だったかと
10代~20代の私は大分そのお世話になったものです。
現在のライトノベル作品にも影響を与えていると思われます。
当時、愛読した作品を数点挙げてみました)^o^(いずれも当時好評を博し、シリーズ化された作品です。
ほぼ1980~90年代の作品。
中学1年生の時、知り合いの大学生の方に教えてもらった作品
一発でハマり、そこから20年以上のお付き合いに(^_^;)
作者が亡くなってからは読まなくなってしまった。続編も他の作家が書いてますが、どうしても別物に見えてしまう(^_^;)
精緻に描かれた架空世界、 無双するヒーロー、多彩な人物群像、戦記、超戦士バトル、魔物、妖怪、ダークファンタジー、陰謀劇、恋愛劇、全てが詰まっています。主人公のグイン(豹の頭をしていて、頭脳が切れる最強マッチョ剣士。とにかく完成されてて、嫌味がない好人物。こんなお友達ほしかったと思う人。その周囲の人が救えないほど、¥濃すぎる、悪い奴もいっぱい、、、)
2.ヴァンパイアハンターD(菊池秀行)
20歳代くらいで10巻くらいまで読んでその後忘れていたが、本屋で40巻が出ていてビックリ(@_@;)久々に読んでみようかな。主人公Dは凄い美貌(^_^;)の超人剣士。吸血鬼と人間のハーフ左手に何かデキモノみたいは「何か」(陽気で有能)が住んでいて無口な主人公と良く会話します。本作の好きなところです)^o^(
一冊ごとに完了しておりますが、いずれも敵キャラが濃すぎて一気に読ませます。おススメは、、、ありすぎる(^_^;)4巻「D―死街譚」8巻「D聖魔遍歴」など
アニメ劇場版が2作(1巻、3巻)られました。どちらも映像が美しくアクションもかっこいい。見ごたえあります。
作者菊池氏は、戦闘シーンの迫力に定評あります。ご本人は少林寺拳法経験者ですが、師匠が「胴体力」の研究で有名な伊藤昇氏。
若い頃に本物を観た故の説得力なのかも、、、
3.聖刻1092
日本版スペースオペラの草分け的作品。 角川映画の劇場版を観て購入。この劇場版が実に面白かったのです。今観かえしても娯楽作品として素晴らしく「ホント良く詰め込んだ~と」。アニメ技術は今より低いはずなのに。
作者は「ダーティペア」も有名ですが、この「クラッシャー」の人物とは明らかに関係があり、作者は明言しませんがついニヤニヤした覚えが(^_^;) (ジョウの母親はどう見ても○リだよね(^_^;)、、、)
5.大魔界・竜戦士ハンニバル
ド迫力のモンスター系戦闘ファンタジー。当時5巻くらいまで出てましたが、どの巻も夜も眠れず一気読みしました。作者の筆力がスゴい(^_^;)、、、、
魔物共が強くハイスケール過ぎて、人間の存在があまりに矮小に(^_^;)、、、ちゃんとSF的設定もあるのが素敵です。ネットを観ると数年前に最新刊6巻が発行されてる! か、買わなきゃ!(^^)!
最近のラノベ読者にも知名度があるかと。同作者だとが「リウイ」有名ですね(私はアニメ版のちょっと調子いい主人公の方が好き)。丁寧に書かれていて安心して読める王道作品。以後の作品にも影響大ですね。
内容がエグくどぎつ過ぎて、もしくはテーマが壮大過ぎて)^o^(、今書ける筆力があるライトノベル作家がいても書かせてもらえなさそう(^_^;)、、、、、
他にも、アダルト系ライトノベル?ともいえる分野があり
菊池秀行「魔界都市新宿シリーズ」「妖獣都市シリーズ」(う~んセクシーで良かったなあ~(^_^;))徳間文庫、夢枕獏「餓狼伝」などありました。
エログロあり、バイオレンスあり、人気キャラ大量死の理不尽なドラマあり、、、、ジャンルが確立していない分、規制もものともせず未開地を荒々しく蹂躙し切り開いくパワフルさがあり、その不思議なエネルギーに魅せられて読み漁った良き時代でした。
無論、今のライトノベル群も大好きです。
今挙げた作品群は、今も続いているのが多いからスゴイ(―_―)!!。現在、キチンと結末を迎えずに終わるラノベ作品も多いのに(^_^;)
今もしぶとく(失礼!(^^)!)生き残り、我々古い愛好者にそのパワーを見せつける古きライトノベル作品とその作者に敬意を表し、今日もエネルギーをもらい続けるのです(*^。^*)