ヒムカのオタクのブログ

 宮崎市在住のオタクびとです(#^.^#)私の好きなもの、趣味などについてゆる~く書いていきたいと思います。好きなもの:読書(ミステリ、ライトノベル)、アニメ、マンガ、プロレス鑑賞、武道、ゲーム

愛すべき仮面ライダー作品群(≧▽≦)(平成~令和)

もう二か月前になりますが、映画「仮面ライダーバイスを鑑賞してきました。いい年なのに特撮映画、仮面ライダー映画となると毎年見に行ってしまいます(^o^) そして大体「満たされて」帰ってきます(*^。^*)

今回の「仮面ライダーバイス劇場版」は中々当り!でした!(^^)!

  • 良かった所

アクションが良かった!。役者さん達の演技が良くキャラが良く活かされていた。シナリオも短いながら良く練られていた。

ケインコスギが敵役で出る以上、当然にアクションは期待しますが、十分に期待に応える見応えでした。主役の人と素面で格闘してくれるとは!

ケインさんが所々、良い顔するんだよな~。これだけでも劇場で観る価値ありました!(^^)!

さて仮面ライダーという日本が誇る特撮作品。「変身!」して別の「何か」に変わるヒーローは、海外のヒーロー(アメコミ等)ものでは意外と少ないです(ゴーストライダーくらい?この方のバイクに乗りますね)。アイアンマンみたいにアーマー装着ヒーローが多いですが。

素面とは全く痕跡のない異形のものに「変化」するヒーローが人気なのは、歌舞伎、能のような古典芸能がある日本独特の感性なのかもしれません。

 各ライダーの出自も一貫しています。「ヒーローも、悪も同じ所から生まれてくる」というもの。製作者側が常に保っているテーマですね。従ってシンプルに「正義の味方」ではなかったりします(^_^;)。どこか清濁併せのむ?感じがするところが、私は好きですね。

現在放送中の「リバイス」も出自が、自分の中にいる「悪魔」ですからまさに。

 平成ライダー初期の「クウガ」「アギト」から数作は、ちと生々しくて子供が見るには厳しい内容。その容赦なさがまた良いのですが。

 年季の入った面倒くさいファンの私が、観るポイントとしてあげるのは、

 ライダーのビジュアル。アクションのかっこよさ。ストーリーの面白さ(見やすい、見返したくなる)。登場人物の魅力などなど

 平成~令和ライダー作品で(令和4年度の時点で23作)、私の好きな作品ベストテンを挙げてみました(^^)(放映中のリバイスを除く)

1.仮面ライダーオーズ

2.仮面ライダークウガ

2.仮面ライダー

3.仮面ライダー電王

3.仮面ライダーウィザード

4.仮面ライダードライブ

4.仮面ライダーディケイド

5.仮面ライダービルド

5.仮面ライダーアギト

5.仮面ライダーゼロワン

 嫌いな作品というのはなく(^_^)どの作品も、最後まで観ると「面白かったな、観て良かった」と感じます。また観ているときは「面白い!先が観たい」と思っていても、内容がしんどくてまた見返したいかというとちょっと、(-_-)/という作品もあります。龍騎、ファイズ、鎧武とか(^o^)。ファイズはアクションは抜群にかっこいいし面白かったですけど、ストーリーがシビアすぎて(^_^;)

 上記ベストテンは、ライダーのビジュアル、アクションもですが、1エピソード二話完結型で「見やすい」点でも選びました。

 

 3種類の動物の要素を取り込んで変身して闘うライダー。変身の度にビジュアルも能力、アクションもがらりと変わるので観ていて楽しい(昔あったレインボーマンを想い出す)仮面ライダーといえば原典はバッタ、昆虫。やっぱり生物ベースはワクワクしますね

(^o^)。6話の分身シーン(バッタね(^_^;))でどハマリした。

 各変身・戦闘シーンだけでも動画で見返す楽しみが(^o^)。

 各動物の動きを模して闘う様は、さながら中国拳法の「象形拳」。指先、脚先まで表現しきったアクター、高岩さんの表現力に感服。

 本作は、主人公が怪人とタッグを組んで敵と戦うところが新鮮。しかも仲は良くなく利用し合う関係なのが面白い(その関係の変化も)。自分を顧みず人を助ける主人公映司は、過去の出来事から「欲望」(本作のテーマ)が欠け、空洞を抱えていた人間。その映司がライダーとして人間として、空洞を埋めていく物語でもありました。

 感謝した人にキチンと御礼と御辞儀をする主人公(変身中も)^o^()渡部秀氏の演技力もあって好感度も高かったです)^o^(

2号ライダー(伊達さん)がより「大人で」余裕があるとこが多作品とも違いありますね(2号ライダー「バース」にも継承ドラマが)。

 ネットでもよく言われていますが、本作の最終回の美しさは、昭和、平成、令和ライダー全作品を通じてダントツです(*^。^*)。

 

 先述のオーズもですが1エピソード二話完結型のスタイルでとても見やすい。主人公は探偵で街に起きる事件の謎を探りつつ、ライダーとして戦います。「街が舞台」「街を守るライダー」というのが何か良いのですよね。気さくに会いに行けそうな)^o^(

 視聴者は、主人公達と共に舞台の街「風都」に入り込み、事件を探るようなゲーム的な楽しみも味わえます。

 どのエピソードも推理物とアクションを同時に楽しめるお得感があります。2号ライダー「アクセル」の登場から更に面白く。

 アクションのかっこよさ。原典に還ったようなスッキリとしたメタリックカラーでごつごつしたオプションがない。だから格闘アクションも見栄えがします(^_^;)。

変身の度に半分だけカラーが変わるのがキレイ。能力も半分だけ変わるのもスッキリしていて良いです。「格闘、銃撃、棒術」「スピード、硬度、熱」という3×3.という程よい数。

Wは劇場版も良く、完成度は平成ライダー映画の中では1、2位を争うと思われます(同位がファイズ「ロストインパラダイス」)

変身して闘いながら事故の能力を発見していく仮面ライダー。触れたものを武器に還る能力。クウガ以後にこれらの設定を継承したライダー作品は以外にもありません。

警察と協力して怪人を追い詰めるというパターンも唯一です。

色が変わって能力が変わる。以後の作品に比べるとシンプルですが、シナリオが良くできていて、変身の度にワクワクしたものです。

1エピソード2話完結という型はクウガで確立されています。2話分を有効に使い、怪人との戦闘以外にも日常ドラマ、各人物像をしっかり描きこんでいて、どの話を今見返しても面白いですね。

派手なCG演出は少ないですが、映像で雄弁に語るシーンが多く、当時観ていた子供達は怖かったかも。39話(緊迫感、映像美は最高!(^^)!)の怪人殲滅シーン(怒りに任せて怪人を凹り続ける、バイクで轢く、串刺し)は、セリフ一切なしですが、マスク越しに主人公の怒りが伝わる凄まじい場面。オダギリジョー演じる主人公の柔軟さ明るさが、本作全体を覆う魅力ですが、こういう場面が時々あるので油断できなかった( ;∀;)。

最後の敵との闘いでは、実はマスクの奥では泣きながら戦っていた主人公の顔が明らかになり、印象的です

またバイクによるアクションシーンが見事なのも本作の特徴。ライダーと言えばバイクですから「こうでなくては!」と喜ばせてくれます。

仮面ライダー人気投票ではあまり上位に来ない作品(^_^;)

良い作品なのだけどな~。

魔法を操る仮面ライダー。ハイスペックなんだけど主な能力が「地、水、火、風」と自然現象のためどうしても地味に見えがち。

登場人物も、前作「フォーゼ」後作「鎧武」に比べると少ない。

それでも宝石ベースの貌デザインと学ラン(^^)(マント?)という洗練されたビジュアル、指輪をしているためパンチが打てないことから蹴り技と剣術で構成されたアクションのかっこよさに、第一話から魅了されてしました。

作品ごとに新しいマーシャルアーツを開発するかのような高岩さんの凄みに感服(跳躍シーンはエクストリームマーシャルアーツの方が担当。)

最終回で主人公がする選択は、主人公達にも視聴者にとっても甘くないものですが、「通して鑑賞してきて良かった」と思えるものです。

時折「この回、大丈夫だったかな?」と思える凄い場面もありました。○回、不死身の敵怪人フェニックスを太陽に叩き込んで殲滅するシーン「死ねない体を呪うんだな」「永遠に死と再生を繰り返せ」「お前にフィナーレはない」とのたまう主人公。どれだけ怒ってたのか、おっかない(^_^;)。この回においては怪人よりライダーが怖いと思った子供視聴者もいたのでは。戦闘シーンの演出は派手でかっこよかったですが( ;∀)。

とにかく明るくて爽快感があります。どの話を観ても外れなし。最弱の主人公良太郎を放っとけない怪人達(主人公に憑依してライダーになる)の可愛さ愉快さ。憑依されたときの佐藤健の表現力、どこか変てこな必殺技(^_^;)。

2号ライダーゼロノスとその相方デネブとのやり取り(電王よりハイスペックなのに何か笑えるのが良い(^_^;))

どのエピソードでも各キャラクターへの深い愛が感じられます。

何年経っても他作品にお呼びがかかるのも頷けます。

二号ライダーが最後まで、主人公と同格の人気と立ち位置をキープしたのは本作が初かもしれません。二号ライダー「クローズ」の存在感、アクションは、役者さんの演技も含めて、観ていてカタルシスがありました。

本作の最終回は、オーズに匹敵する美しさだと思います。

車のライダーらしく、スピード感のあるアクションがかっこよい。

Wと同じく二話完結型。各エピソードが良く纏まっていて楽しめました。

二号、三号ライダーの立ち位置が他作品に比べて独特。最終クライマックスでの二人の結末は、ライダー作品屈指の名場面です。

敵の幹部達が魅力的です。特に敵幹部の1名「ブレン」の1挙1動に笑わされ、その最後には涙しました。彼のために数年後特別篇が作られたことに、製作者側のブレンへの愛を感じます

 

ザッと語って参りました。年季の入りすぎた、ちょっと面倒な仮面ライダーファンの繰り言です。

因みに「セイバー」はあまり評判が芳しくなかったとか。実は私も途中までしか視聴してませんが、そろそろ見直してみようかと( ;∀;)。

セイバーの評価は色々言われていますが、思うにどのライダーも剣を最初からぶんぶん振り回していたのが良くなかったのかな~

画面も見づらくなりがちで、目に優しくない(>_<)。

やっぱり仮面ライダーには、ドンと構えて、パンチとキックで闘ってほしいという思いが、特撮ファンの心の片隅にあるのかもしれませんね。

色々こだわりある面倒くさい視聴者の私ですが、今後も、悩みあがき成長していく過去現在未来のライダーさん達の雄姿を、時代と自分自身に照らし合わせつつ、見守り応援していきたいものです (*^^)v

 語り合える同好の士の方々、お待ちしております!(^^)!