私の世代だと、小学校高学年か中学生で、ジャッキーチェンの映画をテレビ放送で見てカンフーアクションに大興奮した世代ではないだろうか。
「スネ―キーモンキー蛇拳」「ドランクモンキー酔拳」「拳精」「ヤングマスター」「少林寺木人拳」、、挙げればきりがない。放送の翌日、教室ではみんな真似していた。私もその一人だ。
今でも、小中学校の運動会では、「少林寺木人拳」のテーマ「ミラクルガイ」がしばしばかかるらしくその度、男の子達のテンションは爆上がりらしい。よくわかる、あの曲は何度聞いても痺れるほどカッコいい( ;∀;)!(^^)!
そんな自分だったので、大学に入ったらサークルとかで中国拳法やろう、と思っていた。入った大学に本当にあった。超本格的武術サークルだった。何と松田隆智先生直轄のサークル。当時「拳児」が人気だったが、登場人物達のモデルになった人たちが結構いたから驚いた。一日3~4時間練習して当たり前という、、、 ( ;∀;) _
じっくり腰を落とす「馬歩」から始まる教門長拳からだったと思うが、受験時代全く運動していない、そもそも運動歴自体ない人間だったので、始めて早々に膝を壊して、体験程度で終わってしまった( ;∀;)、、、
その後、養神館で合気道を始めて10数年したころに腰をひどく痛めた。しばらく稽古を休んだ間に、東京都北区王子の「中国伝統武術掌友会」で「馬貴派八卦掌」の見学・体験をさせてもらった。
腰を痛めていたのに、腰背中をすごく捻る八卦掌に魅了され( ;∀;)、やりたくなってその場で入門した。腰痛は八卦掌を始めて1か月くらいで治った(#^.^#)
以来、練習を続けて13年になる。養神館合気道も併行して稽古しているが、体の中で反発することは全くない。
最初に見てジャッキーの大ファンになった作品が「スネ―キーモンキー蛇拳」で、どこか蛇っぽい八卦掌にはまったのは何かの縁だろうか( ^o^ )
以来合気道の稽古とかで筋を痛めても治りが早いし、風邪をひいても八卦掌の稽古の直後に熱が下がったりする。健康面で成果が著しい。よほど自分にあっていたようだ。
掌友会の江口先生、練習仲間の皆さんとのお付き合いは宮崎に帰ってもSNS等で心地よく続けさせてもらっている。
宮崎に帰って、実家団地の高齢者健康教室の講師が引っ越した際に、父親が私の八卦掌のことをきき「教えてみてはどうか」と言われた。月1回のペースで団地の公民館で高齢者5,6名に2年間ほど教えた。皆さん楽しそうに練習してくれておおむね好評だったと思う。しかしコロナで施設閉鎖になり休会になってしまった(>_<)
2年前から、宮崎市内の清武体育館で「八卦掌宮崎練習会」(掌友会宮崎支部)として再スタートし、月1、2回ゆっくりと練習している。今会員さんは2名。
それほど多くのことができるわけではないが、徐々に八卦掌のお仲間を増やし、皆さんに元気な体を手に入れて頂きたいと思う(#^.^#)。
八卦掌は年齢問わず、誰でも楽しく、自分のペースで練習できますよ!(^^)!