海外古典ミステリにおいて、江戸川乱歩が傑作として挙げた「乱歩10選」というのがあります。
私が小学生の頃から読んだ作品も併せて、先日その10作を読み終わりました(#^.^#)
パチパチパチ(≧▽≦)~
読んだ順に並べてみると
「アクロイド殺人事件」(小学生の頃)
「黄色い部屋の秘密」(大学生の頃)
「僧正殺人事件」(20代)
「Yの悲劇」(30代)
「トレント最後の事件」(30代)
「赤い館の秘密」「樽」
「帽子収集狂事件」 「ナインテイラーズ」(50代)
「いや~面白かった」「なんか凄かった」(アクロイド、Y、僧正)というのもあれば「うーん❔」というのもあり( ;∀;)。乱歩先生と半分だけは感慨を共有できたかも( ^)o(^ )
そこで、というのも変ですが、自分の好きな海外古典ミステリを10作並べて整理?してみようと思いました\( ^^) /~~
2.カーテン(アガサクリスティー)
3.十日間の不思議(エラリークイーン)
4.Yの悲劇(エラリークイーン)
5.曲がった蝶番(ディクスンカー)
6.ビクトリア号殺人事件(原題「盲目の理髪師」)(ディクスンカー)
7.グリーン家殺人事件(ヴァンダイン)
8.僧正殺人事件(ヴァンダイン)
9.ブラウン神父の不信(チェスタトン)
10.バスカヴィルの犬(コナンドイル)
結局10件には絞り切れないのです。好きな作家1名につき1作と思ったのですが、どうしても作家1名につき数作上げてしまいますね。
とりあえず気の向くまま、時折、1、2冊上げて思いを語りたいと思います(#^.^#)
いずれもミステリ好きの方が上げる有名作品と思いますが、2.の「カーテン」を上げる人はあまり見かけません( ;∀;)。私としては、映画等で良く知られている「名探偵ポワロ」もの中でダントツに好きな作品です。なぜか❔
「ポワロをして、この解決法しかなかった」という、犯人とその巧妙な仕掛け(トリックではない)と悪意( ここが重要!)に、読み返し思い返す度に「うむむ」と考えさせられます。私も一応法律(刑事法も)をたしなみますが、この犯人を法論理的にどう罰せられる?、とも考えてしまいますね。「○○犯」、ではないし、、、
明解に謎を解き解決とは行かない、ポワロさんの苦悩が感じられるのも、多作品と違う感慨があります。
同じ海外ミステリ好きの友人と古典ミステリを語る際には、この作品への愛を毎度語り、微妙な顔をされますが( ;∀;)、、、
本作では、ポワロが死の病で弱っていることもありますが、彼の遺した日記で真実が明かされるのも衝撃的です。本作はデビットスーシェの海外ドラマも良かったですね(#^.^#)
私の推す海外古典ミステリはコレ!という方には、ぜひ推しの1冊をご紹介頂きたいです(≧▽≦)